クラブ
正式名称 | フラム・フットボール・クラブ(Fulham Football Club) |
愛称 | コテッジャーズ(The Cottagers) |
エンブレム |
愛称のコテッジャーズ(The Cottagers)はホームスタジアムのクレイヴン・コテージからと言われている。日本ではクラブ名に関して「フラム」、「フルアム」、「フルハム」と様々に呼称されるが本ページでは「フラム」と呼称する。長くプレミアリーグを観戦している方なら過去に日本人選手の稲本潤一がプレーしていたクラブであると印象に残っているかもしれない。
ホームタウン
- ロンドン
- スタジアム
クレイヴン・コテージ(Craven Cottage)
開場:1896年
収容人数:22,384人
同じ西ロンドンに本拠を置くチェルシーFCとは距離にして数キロ、ロンドン地下鉄の駅で2駅しか離れていない。チェルシーとの縁は深く、1890年代に建設された現在のチェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジは元々はフラムの本拠地になる予定で竣工されたものであった。しかし金銭面で折り合いがつかず、使用は実現しなかった。その結果、宙に浮いたスタジアムの有効利用としてチェルシーが設立された。
歴史
- 1879年:教会のチームとしてクラブ「フラム・セント・アンドリューズ」設立
- 1888年:教会名を外し「フラムFC」としてプロクラブ設立
- 2002年:初の国際タイトル「UEFAインタートトカップ」優勝
- 2021-22年:EFLチャンピオンシップ 優勝
長らくフラムは1部リーグと2部リーグを数年ごとに降格と昇格を繰り返しており中々安定した成績を残せていないが、近年では降格争いに巻き込まれることもなくプレミアリーグ中位の成績を残している。
獲得タイトル
EFLチャンピオンシップ | 1回 | 2021-22 |
UEFAインタートトカップ | 1回 | 2002 |
管理人注目のキープレイヤー
アレックス・イウォビ(Alexander Iwobi)
アーセナルユース出身のナイジェリア代表のMF。2023年にエヴァートンからフラムに移籍した。アーセナル時代はWGの印象があったが近年ではインサイドハーフなど中盤での起用が増え、試合の多くの場面で彼のパスやドリブルが見ることが出来るようになった。
エミール・スミス・ロウ(Emile Smith Rowe)
アーセナルユース出身のMF。イングランド代表の出場経験もあり、これからの活躍次第で再び招集されることもあるだろう。2024年にアーセナルから加入した。センス溢れるボールタッチやパスでリズムを作り、フィニッシュワークにも多く絡むことができる。姓のスミス・ロウは複合姓であり近年イングランドではこのような複合姓を割と見かけることがある。
アントニー・ロビンソン(Antonee Robinson)
アメリカ合衆国代表のSB。
エヴァートンのユース出身で2020年からフラムに在籍。高い運動能力が魅力でインターセプト数の多さや果敢な攻撃参加などフラムの好守で多くの見せ場を作る非常に面白い左サイドバックだ。