プレミアリーグ【イングランド】

【クラブ紹介】ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC【イングランド:プレミアリーグ】

正式名称ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ・フットボール・クラブ(Wolverhampton Wanderers Football Club)
愛称ウルブス(Wolves)
エンブレム

ホームタウンの名前のウルヴァーとは狼という意味であり、エンブレムには狼が描かれている。1950年代には現在のプレミアリーグに相当する1部リーグで3度のリーグ優勝を果たしたが、その後は長らく2部リーグが主戦場で、2013年には3部リーグに降格。しかし、2017年に復星国際(中国の投資会社)に買収されて以降は成績が好転し、プレミアリーグに定着している。

  • ウルヴァーハンプトン
  • スタジアム

モリニュー・スタジアム(Molineux Stadium)
開場:1889年
収容人数:32,050人

最大のライバルはウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCであり、ブラック・カントリー・ダービーと呼ばれる。両クラブとも1888年に世界最古のフットボールリーグが創設された初期メンバーである。また、同じく地理的な関係からバーミンガムに拠点を置くアストン・ヴィラFC、バーミンガム・シティFCともライバル関係にある。
ホームスタジアムのモリニュー・スタジアムではシーズンオフに音楽コンサートの開催がよく行われており、2023年にはボン・ジョヴィもライブを行った。

  • 1877年:教会に併設されていた学校のチーム "St Luke's FC" として設立された。
  • 1879年:他のチーム "Wanderers FC" と合併して現在の「ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC」となった。
  • 1892-93年:FAカップ初優勝
  • 1953-54年:フットボールリーグ初優勝
  • 2016年:中国の投資会社グループ「復星集団」の基幹企業「復星国際」がクラブを買収。
  • 2017-18年:2部リーグ(チャンピオンシップ)優勝 プレミアリーグ復帰

2017年のプレミアリーグ復帰後は最高成績7位とヨーロッパのカップ戦にも参加したシーズンもあったが、近年ではボトムハーフを抜け出せず監督交代も多くなり安定した成績が残せなくなってきている。

獲得タイトル

フットボールリーグ3回1953-54, 1957-58, 1958-59
チャンピオンシップ2回2008-09, 2017-18
リーグ11回2013-14
FAカップ4回1892-93, 1907-08, 1948-49, 1959-60
フットボールリーグカップ2回1973-74, 1979-80
コニュニティーシールド4回1949, 1954, 1959, 1960

管理人注目のキープレイヤー

Pedro Neto on the pitch at Anfield on Sunday.

ペドロ・ネト(Pedro Neto)
強力な前線タレントを有するポルトガル代表にも選出されることがある快速ドリブラー。2019年からウルブスに在籍し、そのドリブルでの突破力を武器にチームの得点シーンに多く関与する。負傷離脱が多く彼がシーズンフル稼働してくれたらと思うファンは多いだろう。

Hee Chan Hwang celebrates his goal with his trademark 'searching' celebration.

ファン・ヒチャン(황희찬、黄喜燦、Hwang Hee-Chan)
韓国代表のFW。
世界各国の有望な若手選手の発掘に定評があるオーストリアのザルツブルクでキャリアをスタートさせ、RBライプツィヒからウルブスに加入した。2023-24シーズンはリーグ戦12得点を記録した。

画像

ジョゼ・サ(José Sá)
2021年からチームの守護神を務めポルトガル代表にも選出されるGK。加入してすぐチームの正ゴールキーパーになり、最後砦のとしてウルブスのゴールマウスを守る。彼の魅力は何と言ってもシュートストップ能力の高さにあり、相手選手にとっては厄介な選手だろう。

-プレミアリーグ【イングランド】